神・棚・屋について~more~
自身の家を新築したとき、
リビングの壁にあう神棚が欲しいと思いました。
施工してもらった建築メーカーさんに相談すると、
「造作家具としてお作りすると10万円は超えると思います」と言われ、
自分で探すことに。
でもなかなか、自分の心にしっくりくるものは見つかりませんでした。それで私は、自分で作ろう!と思ったのがはじまりです。
私はもともと工作が好きで、
大学で芸術学部だったということもあり、いつもなにかしら作品を作っていました。
見たことがないものを見つける感動
心を動かすものを作り出すことへの意欲
ないものだからこそ、作る価値があるのだと信じて
私は
私が求めていたデザイン・価格はもとより
「神棚を設置することが何のためらいもなく現代の私たちの
心のありように添った形で展開していくこと」を目指して、
これからも日々模索しながら制作していきたいと思っています。
2020年2月
神・棚・屋
八木 由香